■iDream21 座談会 第二回 「現場で起こった失敗談」
【2013 年 4 月 3 日 水曜日】座談会
今まで現場でどのような失敗があったのでしょうか?アイドリーム21の社員たちの本音トークです。
KG:笑えないですけど、現場DBのテーブルを削除してしまいました。
YT:テーブルをドロップしちゃったってこと?
KG:そうですね。認証システムで認証データがまるごと消えました。テストデータで結果的には気をつけてね。で終わったんでよかったんですけど。SQL ServerであるSQLをそのままF5で実行って・・・無意識に手が勝手に。慣れているからと言っても確認が必要ですね。
KR:私も共有サーバのドキュメントフォルダとか勝手に移動させたことがありますよ。未だにありますね。というか昨日やっちゃって一人で騒いでました(笑)「あー、ファイルがなーい。」って。
YT:聞いた話ですけど、私じゃないですよ。本番環境の商品マスタをドロップしちゃってサービスを停止しちゃったらしいです。別件ですけど、今のようなネット環境が発達する前の話しであるパッケージソフトの開発をおこなっていたときです。不具合を出してしまって修正パッチをCDに焼いてエンドユーザに一斉送付することが何度かやっちゃいました。
KR:かなり昔ですが、クレジット認証システムにおいてコールドスタンバイ用のマシンにスタブ用のソースが乗っかっていて・・・マシン切り替えが発生した際に、スタブが動いてすべて認証が通ってしまう事故がありました。
YT:それで、その後のリカバリはどうやったの?
KR:徹夜で購入履歴を追っかけてすべて手作業で確認しましたね。
YT:不正なクレジットカードってなかったの?
KR:ありました。それ以上の事は大人の事情ということで・・・。
KY:私の場合は既存のソースを流用して新規機能を構築する場合で不具合がありました。単体テストで不具合が発見できたのでよかったのですが既存ソースを再利用する場合は新規で設計書から作成するよりも十分に注意を払わないと不具合が起きやすいと思います。
YT:駆け出しの頃ですが、IF文で実数比較をしてしまった経験があります。通る場合もあるけど、通らない場合もあってしかたなく、先輩にソースを見てもらったらげんこつが飛んできました。痛かったなぁ。あと、動的なSQLのチューニングでこれのSQLでお願いって来たものをそのままコーディングしてしまって、毎回同じ結果が帰ってくるようなことをしてしまった。
KG:以前の話しですが、入館証をあやうく無くすところでした。電車の棚にバックを置き忘れたんです。ビルに入れないのでそのときに気づきました。お客さん、上司に連絡してから鉄道会社に問い合わせて見つかったからよかったですがヒヤヒヤものですね。また、未実装機能をそのままリリースしちゃってボタンを押したら「乞うご期待」って出ちゃうんです。すごく、怒られました。
CJ:マシンの調子が悪くてセキュリティソフトが停止してしまってて気づかずにそのまま帰宅しちゃってDDOS攻撃の踏み台にされちゃいました。始末書まで書きました。
どれも大きな事故には至らなかったからいいものの十分に気をつけなければ会社の信用、ひいては利用者に対して申し開きができなくなることになります。今回はちょっと真面目にこれらのヒヤッとハッとしたことを共有して大きなインシデントを起こなさいようにココロに誓ったメンバー達でした。
次回は、ちょっと趣を変えて「代表の素顔」と銘打ってお伝えしたいと思います。 乞うご期待。